飯塚市 足底腱膜の炎症
2018-09-14
【足底腱膜炎の症状や原因】
足底腱膜炎とは、足裏の土踏まず部分にある足底腱膜に炎症が起きてしまい、小さな断裂が起きて痛みが発生してしまう症状です。
足裏を酷使している人に多く、走ったりジャンプをする運動をしている人に多い傾向があります。
足底腱膜の炎症が起きて小さな断裂が発生してしまうことで、以下のような症状を発してしまいます。
・朝起きた際の一歩目の踏み出しで足の裏が痛い
・歩き始めの一歩目の際に足の裏が痛い
・ずっと座っていて急に歩き出した際に足の裏が痛い
このように、急激に足裏に負担をかけると痛みが発生してしまうことがある症状です。
足底腱膜炎の原因は、以下が挙げられます。
・足の裏の使い過ぎ
足裏を使い過ぎることで、足裏に劣化が生じてしまい炎症が起きてしまいます。
スポーツ選手に足底腱膜炎が多いのは、足の裏の使い過ぎが原因です。
・老化
老化により足の裏の細胞が劣化してしまい、足裏権幕も老化してしまい症状が発生してしまいます。
・足の裏の筋力の低下
足の裏には、足底腱膜の他にも色んな筋肉があります。
それらの筋肉が衰えてしまうことで、足底腱膜への負担が高くなってしまい炎症を起こしてしまいます。
・体重の増加
体重が多いことで足の裏にかかる負担が大きくなってしまい、炎症を起こしてしまいます。
足底腱膜炎は、3週間ほどで痛みが弱まる場合は治療をしなくてもいいと言われています。
3週間以上症状が続く場合は、専門医に診てもらうようにしましょう。
足底腱膜炎の診察は、レントゲンで判断します。
また、触診などにより痛みの状態を確認し、診察をする場合もあります。
【足底腱膜炎の治療方法】
足底腱膜炎の治療方法は、以下が挙げられます。
・薬物療法
ヒスステロイドの抗炎症剤や湿布、塗り薬を用いて、足底腱膜炎の痛みをやわらげます。
消炎鎮痛剤の内服薬を併用して、治療を行う場合もあります。
・局所注射療法
足底腱膜炎の痛みが強い場合は、ステロイド剤や局所麻酔により痛みをやわらげます。
かなり痛い場合でも効果があるので、かなり楽になりますよ。
・クッション材の使用
靴の中にクッション材やアーチサポート、足底板を使い、暑い足り立つときの衝撃を抑えます。
これらは、医師の処方により適したものを使うことが効果的です。
・運動療法
運動療法で足の裏を伸ばすストレッチを行い、症状を緩和させていきます。
立った状態でかかとを少し上げて、足先にゆっくり体重をかけてストレッチしていきます。
・理学療法
整骨院や接骨院で、温熱療法や電気療法を行い、症状を緩和させていきます。
足底腱膜炎の場合、足をもみほぐすことで高い効果が発揮することがあります。
・手術療法
保存療法で改善しない場合は、手術療法を行います。
歩行に大きな障害があり、日常生活に大きな影響がある場合のみ行います。
足底腱膜を切り離す手術を行い、症状を改善させます。
いかがでしたでしょうか。
足底腱膜炎は、適切なケアを行うことで改善へとみちびくことができます。
まずは専門医に診てもらい、足底腱膜炎なのかを確認しましょう。
適切なケアで、足裏の不具合を改善させましょう。
飯塚市 足底腱膜の炎症なら、「いとう治療院」にお任せください。