飯塚市 股関節痛の主な症状
2018-05-04
【股関節痛の原因と症状】
股関節には軟骨があり、年齢を重なることによりすり減ってしまいます。
関節を守っている軟骨がすり減ってしまうことで、股関節を動かしたり体重をかけてしまうことで、すり減ってしまった軟骨の下部分にある骨同士がこすれ合ってしまうことで痛みを発生してしまいます。
この状態を、股関節痛といいます。
股関節の軟骨が傷つくことで関節の隙間が狭くなってしまい、様々な症状を発してしまいます。
股関節痛の主な症状は、以下のような症状を発してしまいます。
・長時間の歩行の後に痛みを感じる
・運動後に痛みを感じる
・おしりやふとももにこわばりを感じる
・膝にこわばりを感じる
・歩きにくい
・膝が常に重く感じる
・歩く時に左右に体が揺れる
・ちょっとした段差でも上がりにくい
・スカートやズボンの丈が左右合わない
・あぐらがかけない
・靴下が履きにくい
最初のうちは何となく痛いかなという程度ですが、進行期となると痛みがずっと続いてしまい、関節が動かしにくくなってしまいます。
末期となると関節が固くなってしまい、歩きにくくなってしまいます。
末期になると保存治療が効かなくなってしまい、手術療法としないといけない場合もあります。
股関節痛かなと思ったら、早めに専門医に相談をしましょう。
軽度であれば、保存療法で改善ができます。
【股関節痛の改善方法】
股関節痛は、以下のような改善方法を行っていきます。
・運動療法
初期段階の場合は、股関節周りの筋肉を強化して股関節への負担を減らします。
専門医の指導のもと、その人に似合ったリハビリを行っていきます。
自己流の運動療法では股関節や膝に負担をかけてしまうので、よくありません。
また、体重のコントロールなど、日常的な負荷に対しても指導があります。
あらゆる角度から改善へとみちびくことができるので、効果的な治療方法といえます。
・温熱療法
患部を温めて血行を良くし、炎症を抑える方法です。
温めることで関節や筋肉を動かしやすくなるので、とても効果的です。
温湿布などで自分で行うこともできますが、専門医の元で理学療法で温熱療法を行うことも効果的です。
軽度の場合は、温熱療法でかなり楽になることができますよ。
・薬物療法
消炎鎮痛薬やヒアルロン酸注射などにより、痛みや炎症を抑える方法です。
軽度の場合は、薬物療法でもかなり良くなっていきます。
・装具療法
股関節に負担を掛けないように、装具を使って症状を抑える方法です。
杖を使ったり、左右で足の長さが違う場合は靴に補高を行う場合もあります。
・手術療法
保存療法で改善しない場合は、人工股関節置換術により改善を行います。
以前は大きな手術だったのですが、近年は小さい切開のみで手術が可能となりました。
早期の回復と歩行が可能となり、大きな負担なく手術を受けることができるようになりました。
いかがでしたでしょうか。
股関節痛って、辛いですよね。
でも、初期段階で適した治療さえすれば、楽になれる可能性は多くあります。
専門医に相談をして、適した治療を受けましょう。
飯塚市 股関節痛の主な症状なら、「いとう治療院」にお任せください。