飯塚市 変形性膝関節症の改善
2018-04-03
【変形性膝関節症とは】
膝が痛く水が溜まっている、そんな時は変形性膝関節症の可能性があります。
変形性膝関節症は、膝の軟骨に負担がかかって摩耗してしまうことで発生する軟骨摩耗の削りかすにより、関節の中で炎症が起きてしまうことで発生すると言われています。
大腿骨とすねの骨は、関節包という包みに覆われています。
軟骨が減る際に発生する削りかすにより、関節包の内側にある滑膜という膜部分に炎症が起きてしまいます。
関節の中で炎症が起きてしまうことで関節液が増えてしまい、膝に水が溜まるという症状となってしまうのです。
膝に水が溜まるということは、炎症が起きているゆえの症状なのです。
軟骨や骨には神経が通っていないので、炎症が起きたことで膝部分に痛みが発生してしまいます。
その状態で同じように膝に負担をかけてしまうことで、さらに軟骨が削れてしまい同じことが繰り返されてしまうことで、更なる炎症の元となってしまうのです。
膝の痛みを緩和させようとして歩くと、変形性膝関節症はどんどん悪化してしまいます。
変形性膝関節症を根本的に改善させ、症状を良くすることが大事となります。
【変形性膝関節症の改善や予防方法】
変形性膝関節症は、以下のような改善方法があります。
・安静
膝に大きな負担をかけないように、まずは安静にします。
3日~1週間程度大きな動きを止め、膝や筋肉を休ませましょう。
膝に起きている炎症が治まり、どんどん引いていきます。
痛みが無くなったら、痛む前の半分程度の動きや運動からはじめて、徐々に慣らしていくようにしましょう。
・薬物療法
痛み止めとして、内服薬や外用薬を使います。
一過性の痛みの場合は、薬物療法だけでも改善する場合があります。
・注射療法
軟骨の循環成分を注射したり、痛みを緩和させるために行います。
頻繁に行うことはできず、2~3カ月に1度行うことができます。
・手術療法
あらゆる予防や保存療法を行っても強い症状が慢性的に続く場合は、手術を行う場合があります。
人工関節手術や骨切り術などにより、状態を緩和させていきます。
また、変形性膝関節症には様々な予防方法があります。
変形性膝関節症を悪化させないためには、以下のポイントに目を向けるようにしましょう。
・関節周りの筋肉を動かす
骨というのは、周りの筋肉により支持されています。
まわりの筋肉がしっかりしていれば、関節に余計な負担を与えずに済みます。
膝関節周りの筋肉を強化して、膝関節に負担を与えないようにしましょう。
・身長に適した体重にする
体重が重すぎると、関節に大きな負担をかけてしまいます。
特に膝には、体重の重さが大きくのしかかってしまいます。
身長に似合った体重にし、膝に余計な負担をかけないようにしましょう。
・膝を温める
変形性膝関節症は、慢性的な膝の症状です。
慢性的な膝の症状を起こさないためには、血流を良くする事が大事となります。
膝は温めるようにし、血行を良くするようにしましょう。
温かい服装にし、湯船に浸かったりしてヒザを温めるクセを付けましょう。
いかがでしたでしょうか。
変形性膝関節症は、悪化してしまうと非常に厄介です。
悪化させないよう、予防法でケアをするようにしましょう。
いざなってしまった場合は、早めの診察で適切なケアを受けることが大事となります。
飯塚市 変形性膝関節症の改善なら、「いとう治療院」にお任せください。