飯塚市 緊張性頭痛
2017-12-09
「肩こりが酷くて、頭が締め付けられるように痛い!」 緊張性頭痛ではありませんか?
頭の周りを何かで締め付けられるような鈍い痛み! 辛いですね。
「ヘルメットをかぶったような」と表現されます。頭痛の7割を占めると言われ、年齢や性別を問わず誰もが発症する可能性があります。肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさを伴う事もあります。
ときどき頭痛がするタイプ(反復性緊張性頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ
(慢性緊張性頭痛)とあります。
症状を放置すると、不安症やうつ病、不眠症にもなる可能性が高く、心療内科や精神科に通わなければいけなくなるケースも多いので注意が必要です。
★緊張性頭痛の症状は?
◎こんな症状はありませんか?
・肩がこりやすい。
・ぎゅーっと頭を締め付けられるような痛み。
・頭がパンパンに張ったような感じ。
・目が疲れやすい
・軽い運動、入浴などで頭痛が楽になる。家事などで痛みが増すことはない。
・しばしば肩こりやめまいを伴う。
・後頭部から首筋にかけて両側がズキズキする。
・休養、睡眠で楽になる。
◎痛みの特徴
・片頭痛のようにズキンズキンと脈を打つような頭痛とは痛み方が異なります。一日中痛みが続き夕方に痛みが増すような頭痛が典型的な例です。緊張性頭痛と片頭痛は混同されることが多いですが、実は合併もあります。原因が似ているため、緊張性頭痛から片頭痛も合併して起こることがあるのです。
・痛みの期間は、「反復性緊張性頭痛」と「慢性緊張性頭痛」で異なります。
「反復性緊張性頭痛」は、1週間程度(15日未満)、「慢性緊張性頭痛」は一度痛み始めると3か月以上も痛みが続きます。
・「慢性緊張性頭痛」は、「反復性緊張性頭痛」と比べ重症と言われます。
・片頭痛の場合は、週2回~月1回程度で痛み出し、痛みの持続時間は4時間から72時間程度です。
・緊張性頭痛も片頭痛も吐き気はありますが、嘔吐の症状は片頭痛だけです。
★緊張性頭痛の原因は?
緊張性頭痛は、身体的ストレスと精神的ストレスがいくつも重なることによって起こると
考えられています。
◎頭痛が起こるメカニニズム
首から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉の緊張が高まると、筋肉の血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸などの老廃物が溜まります。それが周囲の神経を刺激し、締め付けられるような
痛みを起こすのです。
精神的ストレスでは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。神経の緊張が続くと脳に備わっている「痛みのコントロール機能」がきちんと働くなり、頭痛が起こるようになってしまうのです。
◎原因となる身体的ストレス
・長時間の同じ姿勢
デスクワーク以外では、長時間の車の運転も同様です。長時間同じ姿勢で運転することにより緊張状態が続くことで、首や肩、頭の筋肉を緊張させるのです。
デスクワーク中に、うつむき姿勢になっている人が多いですが首のあたりの筋肉を緊張させてしまいます。又、パソコンのキーボード作業により肩が内側に巻いてしまうことで肩のあたりの筋肉を緊張させます。
・口や顎の機能異常
噛み合わせが悪い、歯を食いしばる癖がある人は、顎から首、頭の筋肉を緊張させてしまいます。
・合わない枕の使用
枕の高さや硬さが合っていないと、睡眠中に首や肩、背中などの筋肉が緊張してしまうことで緊張性頭痛が起こる場合もあります。睡眠不足は精神的ストレスの原因にもなり痛みのコントロール機能を鈍らせ頭痛がさらに酷くなります。
・運動不足
運動不足は、血流が悪くなり、筋肉も硬くなりやすく筋肉が緊張しやすくなります。
◎原因となる精神的ストレス
仕事のプレッシャーや人間関係の不安などが精神的ストレスとなり神経を緊張させてしまいます。また、進学、就職、結婚、引っ越しなどの環境の変化がストレスとなり頭痛を引き起こす原因となります。
★対処法
◎姿勢などの生活習慣を見直す。
・普段の姿勢やデスクワークの仕方、ストレスなど緊張性頭痛の誘因となる習慣を見直して改善しましょう。
・運動で血行をよくする。
緊張性頭痛の場合、運動、入浴、などで血流がよくなると症状が楽になります。
◎整体、整骨院、接骨院などで治療を受ける方法も。
体の歪みを調整したり、首や肩の筋肉の緊張をほぐしてもらうことで症状がかなり改善することがあります。慢性的な痛みに悩んでいる方は検討してみてはいかがでしょうか。
飯塚市 緊張性頭痛なら、「いとう治療院」にお任せください。