飯塚市 脊柱管狭窄症
2016-02-09
整体による脊柱管狭窄症の治療も検討してみては
背骨の後ろに神経や靭帯が沿うように通っている隙間のことを脊柱管と言って、この脊柱管が様々な要因から狭くなった状態を脊柱管狭窄症と言います。
椎間板ヘルニアと同様に加齢と共に症状が起こる確率が高くなる病気で、神経が圧迫されることにより痛みやシビレなどの症状が出ます。
ただ首から骨盤まである脊柱管なのでどこの部分で発生するか分かりませんし、逆にどこの部分でも起こりうると言えます。
ちなみに一番多くみられるのが腰椎の狭窄症です。
特徴的な症状も多くてその中でも代表的なものとしては、しばらく歩くと下半身にシビレや痛みが起こって歩けなくなるけど、少し休むと楽になり歩けるようになる間欠跛行があります。
腰をそらした姿勢では痛みやシビレが悪化するけれども、前かがみの姿勢やイスに座ると痛みが軽減するというのもあります。
それから、立ったり歩いたりすることなく楽な姿勢で座っていると痛みやシビレを感じない無症状の場合が多いのですが、病状が進行して神経が変性すると常にシビレなどを感じるようになります。
また、神経が圧迫されることで排尿・排便障害が起こることがありますし、坐骨神経痛を発症することもあります。
脊柱管が狭くなる原因としては、生まれつき脊柱管が狭い先天性と加齢・椎間板の異常・事故などよるもの・重労働などの後天性があります。
ただし先天性というのは稀で、ほとんどが後天性の原因によるものです。
その中でも多いのが加齢に伴って脊柱管の後方にある靭帯が変形して膨張してしまうことです。
また、加齢により弾力がなくなり椎間板が潰れて広がり脊柱管にはみ出して狭くなることもあります。
筋力が低下すると筋肉で支えられている骨に直接負担がかかってしまい体の生理的S字カーブが崩れ腰椎に大きな負担がかかり椎間板が傷みやすくなることも原因として考えられます。
脊柱管狭窄症の治療としては、一般的に保存療法と手術療法の2つがあります。
保存療法としては、鎮痛剤の処方・ブロック注射・コルセットの装着があって、その他痛みが酷い時には安静にすることもあります。
手術療法は狭窄している部分の骨を削って神経などの圧迫を解消します。
ちなみに、100mくらいしか歩けない・排尿や排便障害が続く・保存療法では効果がない場合に手術療法が行われます。
それ以外の治療法としては、整体などの施術による治療があります。
整体による治療では、まず体の歪みを解消して生理的湾曲を整える治療をし腰への負担を軽減します。
それにより緊張していた筋肉の緊張が緩和すると血流が良くなって、骨や椎間板に必要な栄養が行くようになり潰されていた椎間板も楽になり本来の形に戻ろうとします。
一般的に椎間板は元に戻りにくいと言われているのですが、状態を整えることである程度の回復は望めます。
このように脊柱管にはみ出していた椎間板が元に戻ると神経の圧迫が解消されて痛みやシビレが軽減していくのです。
病院での治療だけでなく整体による脊柱管狭窄症の治療も考えてみるのも良いです。
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