飯塚市 肩関節周囲炎の発症
2018-10-01
肩関節周囲炎は根本原因にアプローチして改善させる
肩関節周囲炎は、その名前からも分かるように肩関節の周囲に発生する炎症のことで、俗に四十肩や五十肩と呼ばれているものです。
腕を上げるや手を後ろに回すなどの動作がしにくくなったり、一定以上に腕を動かすことで激痛が走ったりするケースもあります。
その為、服の着替えが大変になりますし、痛みにより夜も寝られないという場合もあるとても辛い肩周辺の症状です。
ただ、病院では炎症を抑えることを主な目的に治療するため、一時的に激痛は和らぎますが肩関節周りの負荷は依然として残っています。
その為、治療をしても改善しないというケースもあって、それは根本の問題にアプローチができていなかったからと考えられるのです。
炎症を抑えることも治療として大事ですが、発症してからの症状の段階を判断しながら、最終的に根本原因となる体の歪みにアプローチして、肩の動きを改善させないと根本的な改善は求められません。
肩関節周囲炎には発症してから、炎症期(急性期)・凍結期・回復期という3つの段階を経ることが一般的で、この段階は時間や痛み方で判断するのです。
整体や整骨院では、その段階に合わせた治療を行うことで根本的な改善を目指すので、比較的完治までには時間がかかる傾向にあります。
第一段階の炎症期(急性期)は発症すると入る段階で、炎症反応が強く現れる傾向にあるので、安静時や睡眠時など動作に関係なく痛みを感じることがあるのです。
また動作時にも強く痛みが現れるので動作に制限がかかりますが、この段階で積極的な治療をすることは、逆に症状を悪化させる可能性があります。
その為、アイシングや電気療法によって炎症を抑えることを優先として、早くこの段階を抜けるための治療法が選択されるのです。
第二段階の凍結期は肩が凍ったように動作の制限を受ける状態で、この段階では安静時や睡眠時に痛みが現れることは減少します。
また、肩の動作もある程度の範囲なら痛みを感じることなく行うことが可能になりますが、一定以上の範囲を超えると強い痛みを感じるので、服の着脱時などが困難になる傾向にあるのです。
この段階では積極的な治療が必要になってくるので、ある程度痛みを感じる範囲でも関節を動かしていく治療が選択されます。
その理由は、この段階で症状を放置したり消極的な治療を選択することで、完治までの期間が長期化したり肩の可動域が減少したりするからです。
第三段階の回復期は少しずつ可動域が広がって、痛みの程度も減少傾向になっていきますが、肩関節可動域の最終段階での痛みや音が鳴るなどの状態はみられます。
この段階では更なる治療として体の歪みを改善していきますし、それと共に積極的なエクササイズも必要となるのです。
このように肩関節周囲炎は段階に合わせた適切な治療が必要で、最終的に歪みにアプローチして肩の動きを改善までには、ある程度の期間を有する傾向にあります。
その為、できる限り早い段階で適切な治療を受ける必要があるので、何らかの痛みや違和感が見られる場合には、病院や治療院を受診することが大切です。
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※あくまで豆知識であり、内容について保証するものではありません。