飯塚市 顔面神経痛の診断
2019-08-16
【顔面神経痛の原因や症状】
顔面神経痛とは、顔の一部に数秒間発生してしまう、発作性の電撃痛です。
顔の左右どちらかに発生し、痛みを感じて顔が歪んでしまうこともあります。
嫌味はかなり強いものが表われ、突発的な痛みとなります。
数秒で治まることがほとんどであり、長くてもせいぜい数十分です。
女性に多く、50歳を超えると発症率が上がります。
顔面神経痛の原因は、顔面の感覚をつかさどっている三叉神経の付け根部分に血管が圧迫してしまうことと言われています。
また、ヘルペスウイルスや多発性硬化症、脳腫瘍などによっても顔面神経痛が発生してしまう場合があります。
顔面神経痛の診断は、痛みの症状や経過に対して詳しい聞き取りの診察となります。
細かく伝えることで確かな診察とすることができるので、細かいことでも話すようにしましょう。
症状の訴えがあまりはっきりしない場合は、診断が上手くいかない場合もあります。
そのため、前もってメモなどに症状を細かく記載していくと、ぬかりなくお医者さんに伝えることができます。
そのほか、画像検査や耳鼻科的検査、循環器科検査などにより、原因を追究する場合もあります。
【顔面神経痛の治療方法】
顔面神経痛は、顔面の片側に発生するしびれや痛みが主な症状です。
この場合、神経内科もしくは脳神経外科での治療となります。
お近くの神経内科や脳神経外科がある病院に行き、診察を受けましょう。
顔面神経痛は、主に以下のような治療を行って改善へとみちびきます。
・薬物療法
顔面神経痛は、薬物療法が非常に効果的といわれています。
主にカルバマゼピンやデグレトールなどの薬を使い、治療を行っていきます。
顔面神経痛の8割以上の人が、一時的に痛みが改善したり相当改善へとみちびくことができます。
神経の伝達を抑える薬であり、痛みを緩和させて症状をやわらげることができます。
強い薬を使うので、眠気やふらつきなどの副作用が起きてしまう場合もあります。
・注射療法
顔面神経痛のつらい症状を緩和させるために、神経の直接注射を行う方法です。
場合によっては顔にしびれ感が起きる場合もあるので、慎重に行わないといけません。
お出かけや人と会うために、一時的に症状を緩和させるために使う人もいます。
・放射線治療
ガンマナイフなどで放射線を集中させて顔面神経に当て、痛みを改善させます。
・手術療法
保存療法で改善しない場合は、手術を行う場合もあります。
神経が脳から出たり入ったりする部分で神経に血管が当たることで発生しているので、この部分を解除させ改善へとみちびきます。
顔面神経痛の手術は、顔面神経痛の手術経験が豊富な専門医がいる病院で受けるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
顔面神経痛は放っておいても治らない可能性があるので、すぐに専門医に診てもらうことが大事となります。
軽度であれば薬物療法で改善が可能ですので、軽度のうちに診てもらって治療を受けるようにしましょう。
飯塚市 顔面神経痛の診断なら、「いとう治療院」にお任せください。